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新ひょうごの医療
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◇衛生管理徹底、拡大防ぐ 高齢者ら体調悪化、肺炎死も◇

 阪神・淡路大震災は、高齢化社会を襲った初の大災害でもあった。全半壊は約25万棟に上り、兵庫県内の避難所には、最大1153カ所に31万6678人が身を寄せた。真冬の発生だったため、神戸の震災後1カ月間の平均気温は5・1度。最低気温が氷点下1・8度の日もあった。避難所には当初、食べ物や飲み物が行き渡らなかったのに加え、暖を取るためのライフラインは断たれ、毛布や布団、暖房器具も不足。高齢者らが体調を崩し、インフルエンザなどの感染症や肺炎などを発症した。

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2018/1/20

 約25万棟が全半壊し、死者6434人、重軽傷者4万3792人を出した阪神・淡路大震災。壊れた家屋から救出されながらも、命を落とした人がいた。避難所では、寒さと先の見えない暮らしで体調を崩した人も多い。あの日から間もなく23年。今月の「新・ひょうごの医療」シリーズ11は、震災が招いた病気やけがに焦点を当て、助かった命をつなぐための備えを考える。

 

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