新ひょうごの医療

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◇まずは目の前の症状改善 似た疾患と誤診されるケースも◇
発達障害と診断された患者の中には、うつや強迫性障害、解離性障害といった別の症状が併存しているケースが少なくない。特に大人の場合は、別の症状をきっかけに診察を受け、発達障害に気付くことが多い。一方で、発達障害の症状が他の精神的な疾患と似ている場合、発達障害が見逃されることもあり、治療の効果が見られなければ診断内容を疑ってみることも大切だ。
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- シリーズ17 大人の発達障害
2019/1/5~2019/1/26
発達障害は子どもの障害と考えられがちだが、成人になってもその特性は持ち越される。集中力やコミュニケーション力の不足によるつまずきは、社会人として職場や地域で活動するようになってから深刻になる。「新ひょうごの医療」シリーズ17は、「大人の発達障害」をテーマに、臨床現場での対応方法を伝える。

