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新ひょうごの医療
病気ごとに医療の最前線を取材。
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 できるだけ普通でいようと無理していた-。大学院生の時に注意欠如多動症(ADHD)と自閉スペクトラム症の診断を受けた男性(29)は、症状を自覚してからの自分をこう振り返る。小さい頃は「一つの個性」と思っていた周囲との違い。発達障害の特性について理解した今は「意識的に注意し、事前に対策を立てることで対応できるようになった」と話す。

 子どもの頃から落ち着きがない、人の話を聞かないなどと指摘されることも少なくなかった。会話中のキーワードに反応し、連想を重ねて違うことに思いを巡らせてしまうことや、いきなり他人の会話に割り込むこともあった。

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2019/1/12

 発達障害は子どもの障害と考えられがちだが、成人になってもその特性は持ち越される。集中力やコミュニケーション力の不足によるつまずきは、社会人として職場や地域で活動するようになってから深刻になる。「新ひょうごの医療」シリーズ17は、「大人の発達障害」をテーマに、臨床現場での対応方法を伝える。

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