
運河に残る社名入りの看板。民間企業の埋め立て、分譲事業としては異例の規模だった=尼崎市末広町1(撮影・田中靖浩)
10月初旬の日曜、縦横無尽に運河の走る尼崎市臨海部の一角が、大勢の家族連れなどでにぎわった。運河に生息する天然ウナギの写生や立ち乗りの手こぎボードの体験に、子どもらが歓声を上げる。
「これが新たな運河の役割」とイベントを企画した主催団体の代表、中西敬(58)。近くにはかつてパナソニックの工場だった巨大な建物がたたずむ。
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