
大正後期の神戸・岩屋周辺。中央に浮かぶ舟の後方に神戸製鋼所、左奥に川崎造船所が見える
神戸市中央区と灘区にまたがる東部新都心「HAT(ハット)神戸」。臨海部の約90ヘクタールには兵庫県立美術館や人と防災未来センターなどの個性的な建物が並ぶ。阪神・淡路大震災からの復興を象徴する事業として整備され、約1万3千人が暮らす。
一帯は1990年代まで川崎造船所を前身とする川崎製鉄(現JFEホールディングス)と神戸製鋼所の工場だった。埋め立ては大正時代にさかのぼる。
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