神戸新聞上高丸専売所(神戸市垂水区高丸8)で働く“看板娘”3人のパワーの源は、購読者とのおしゃべりだ。
春名啓子さん(69)、浜田宏子さん(73)、篠原ツル子さん(70)。子育てが落ち着いた、知人に誘われた、など仕事を始めたきっかけは、ばらばらだが、3人ともこの道30年以上の超ベテラン。知名度も抜群で、配達や集金先では「お疲れさん」「待ってたで」とよく声を掛けられる。
阪神・淡路大震災も経験した。当時は避難所から専売所に通って朝刊を配ったり、集金時、1軒ずつ安否を確認して回ったりしたという。3人は「自分らも大変やったけど、届けなあかんという使命感があった」と振り返る。
3人合わせた勤続年数は計102年。気力、体力みなぎる3人は「もちろん、まだまだ頑張ります」と力を込めた。(真鍋 愛)