淡路政経懇話会(事務局・神戸新聞淡路総局)の40周年記念式典が30日、兵庫県洲本市小路谷の淡路島観光ホテルであった。島内の経済や文化、行政関係者ら約80人が出席した。
式典は2部構成で、1部は同市出身の女優キムラ緑子さんが、淡路島での学生時代のほか、出演する舞台やドラマの裏話などをユーモアたっぷりに話した。
2部では、神戸新聞社の高梨柳太郎社長が「新型コロナの影響で社会経済や働き方が変わり、地域の力が問われる時代になった。新たな視点を持ち、これからも進んでいく」とあいさつ。金澤和夫副知事は総合人材サービスのパソナグループの本社機能移転などに触れ、「淡路島は希望の星。地方回帰の動きを引っ張ってほしい」と話した。(吉田みなみ)
