タマネギ1玉の重さを競う「第2回巨大玉ねぎコンテスト」が来年9月に開かれる。兵庫県南あわじ市民限定で、家庭菜園のアマチュアからプロの農家まで参加できる。エントリーは来年1月末までで、主催する三原志知公民館が挑戦者を募っている。(西竹唯太朗)
タマネギのPRを目的に、同館が昨年から開催。対象品種は12~1月に植え付け時期を迎える中手品種のターザン限定で、味は問わず重量のみで競う。前回大会では唯一、1キロの壁を越えた1・79キロの大物が頂点に立った。南淡路農業改良普及センターによると、近年のターザン品種の平均重量は300グラム前後。2Lサイズでは平均450グラムを超えるが、1キロ以上の玉はめったにお目にかかれないという。
今年は昨年に比べ、冬場の平均気温が低いと見込まれており、同センターは「暖冬だった昨年を超えるのは難しいのでは」と予測する。大きく育てるには、▽日当たりの良い場所を選ぶ▽肥料を多くする-などがポイントという。
タマネギの計測は、9月中旬に開催予定の「三原志知ふれあい文化祭」で行う。優勝者には全国有名温泉のペア宿泊券が贈られる。同館の関口功館長(65)は「多くの人が参加することで、タマネギも地区のことも話題になれば」と呼び掛ける。申し込みは三原志知公民館TEL0799・42・6343
