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アイスキャンディー店を開いた多田健造さん(右)とゆうこさん=淡路市志筑
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アイスキャンディー店を開いた多田健造さん(右)とゆうこさん=淡路市志筑

 兵庫県淡路市志筑の住宅街で、淡路島内産の果物などを使ったアイスキャンディー専門店「ICE-UP(アイスアップ)」が人気を集めている。切り盛りするのは、地元出身の多田健造さん(37)と妻のゆうこさん(31)。今年オープンしたばかりで淡路市のふるさと納税返礼品にも登録され、2人は「アイスを通して島の良さを発信できれば」と力を込める。(吉田みなみ)

 多田さんは幼い頃から、駄菓子屋が並び、アイスを手に道を歩けば顔見知りが声を掛けてくれる志筑の町が大好きだった。地域のぬくもりに包まれて育ったこともあり、大阪の大学で福祉を学んだ後は「地域の役に立つ仕事を」と大阪府社会福祉協議会に就職。住民の暮らしをサポートしつつ「いつか島に戻ってにぎわいづくりに携わりたい」との思いを募らせてきた。

 今春、実家の家族が体調を崩したのを機にUターンした。地元の社協で働くことも考えたが、「社協ではできなかったことを」と思案。志筑の風景を見て浮かんだ幼いころの記憶から「地元の人にとっては憩いの場、島を訪れる人には、手軽に島の味を楽しめる場を作れないか」と起業を決心。実家のガレージを改装し、自身も思い出深く、観光しながら食べ歩きできるアイスキャンディー店を開いた。

 材料の果物や牛乳は、生産者から直接仕入れる。みかんやイチゴみるく、キウイなど約10種類で、素材の味を生かすため、砂糖や添加物などは控えてさっぱりとした味わいに仕立てた。季節ごとにメニューを入れ替え、客には生産者の思いや味の特徴なども伝える。

 学校や仕事帰りに求める地元の人や、会員制交流サイト(SNS)を見て訪れる観光客でにぎわう。11月には淡路ハイウェイオアシス(淡路市)や道の駅うずしお(同県南あわじ市)など観光施設での販売が始まり、淡路市のふるさと納税返礼品にも登録された。多田さんは「淡路島の良さを伝えたい、という熱い思いを持った生産者や販売者とタッグを組み、さらに島を盛り上げたい」と話す。

 午前10時~午後5時。定休日は水、木曜日。

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