兵庫県淡路市スポーツ親善大使を務める阪神タイガースの近本光司選手が26日、同市の門康彦市長を表敬訪問し、来季への意気込みなどを語った。
2019年にドラフト1位で阪神に入団し、今年は新人から2年連続で盗塁王に輝いた近本選手。昨年から同大使を務め、今月は母校の児童らとリモート交流なども実施した。
門市長は「来年も期待している」と話し近本選手に花束を贈呈。来季について近本選手は「3年連続盗塁王とともに、チームで勝つことを目標にしたい。ここまで3位、2位ときているので優勝したい」とし、「100得点を目指し、1番打者としての仕事をやっていきたい」と意気込みを語った。「新型コロナによる規制で外出ができなかった分、家族と過ごせる時間が増えた」と1年を振り返り、「自粛期間中の“おうち時間”で苦手なコーヒーが飲めるようになった」と笑顔で話した。
自身の写真がラッピングされている市役所のエレベーターにはサインも。「地元の子どもたちからは身近な人でありたい。今はできなくても、いつか野球教室やスポーツ大会などができたら」と力を込めた。(赤松沙和)
