兵庫県の淡路島の祭りと大阪・岸和田の祭りが、だんじりに施される彫刻でつながっていた-。「淡路彫」と表現される伝統流儀に魅せられて大阪湾を挟んで交流する3人が、彫刻の実物や写真を紹介する催し「続・彫物ひねもす博覧会 淡路之段」を13、14日に洲本市で開き、祭りでのルーツと迫力に満ちた造形を紹介する。(上田勇紀)
催すのは「だんじり彫刻研究会」で、淡路市大町上の写真家平田雅路さん(42)と大阪府岸和田市の彫刻師河合賢申さん、京都市の篠笛奏者森田玲さんが企画した。
淡路島では、農繁期前の4月に春祭りの盛期を迎える。目玉は、色鮮やかな布団を上部に重ねた太鼓台「布団だんじり」だ。その彫刻に、淡路市の平田さんが特にひかれ始めたのは5年前だった。
同市生穂にある賀茂神社の春祭りで、大阪府南部から来ていた見物客に「淡路のだんじりの彫り物はすごいよ」と教えられた。生穂地区は平田さんの出身地。子どものころ同神社の祭りで、だんじりの太鼓をたたいた経験もある。「でも、彫り物のことは全く知らなかった。島外の人に言われて、衝撃を受けた」
島内各地の祭りに足を運ぶようになり、布団の下に位置する優美な木彫り「狭間」に注目した。見上げたときに見栄えがするよう計算された彫刻美にのめりこみ、撮影を続けた。
平田さんは岸和田市にも向かった。勇壮さで全国に名をはせる「岸和田だんじり祭」。だんじりは淡路島と同じではないが、淡路彫を受け継ぐ彫刻師がいた。その一人が河合さんだった。
だんじり談議で意気投合。祭りに詳しい森田さんと3人で研究会を発足させた。今回の催しは、約2年前に岸和田市で約1200人が訪れた企画の続編という位置付けだ。平田さんによると、「淡路彫」は明治から昭和にかけ、淡路島で使われるだんじりの狭間彫刻で培われた。岸和田で技が受け継がれた。合戦や神話、花鳥風月などを題材に、迫力たっぷりに彫られているという。
「現在、淡路彫をよく知る人は島内でも少ない。伝統にスポットライトを当て、多くの人に魅力を伝えたい」と平田さん。「新型コロナウイルス禍で、祭りでだんじりを出すのを控える動きもある。見る機会が減っているときだからこそ、企画をやる意義がある」と力を込める。
催しは13、14日に洲本市文化体育館(同市塩屋1)で開く。歴代彫刻師9人が手がけただんじり彫刻や置物、写真など約80点が展示され、研究会メンバーがだんじりのルーツや彫刻の魅力などを語る。作品の図録も販売する。事前申し込みは不要。両日とも午前10時~午後6時。入場料500円(大学生以下無料)。同研究会TEL072・438・1068

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