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古い町屋の雰囲気を生かし、落ち着いた空間に仕上げた「Workation Hub(ワーケーション ハブ)紺屋町」=洲本市本町7
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古い町屋の雰囲気を生かし、落ち着いた空間に仕上げた「Workation Hub(ワーケーション ハブ)紺屋町」=洲本市本町7
酒屋だったときの看板をそのままにした外観=洲本市本町7
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酒屋だったときの看板をそのままにした外観=洲本市本町7
カフェスペースで打ち合わせをする関係者ら=洲本市本町7
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カフェスペースで打ち合わせをする関係者ら=洲本市本町7

 城下町・洲本のレトロな雰囲気に浸りながら、仕事に励んでみては-。兵庫県洲本市の企画会社が7日、市中心部の古民家を改修し、ワーケーション拠点を開く。地元に精通した社員が島の魅力も伝えながら、落ち着ける空間を提供。「都会では出てこないアイデアや出会いがあるかも」と、法人や個人向けに利用を呼び掛ける。(上田勇紀)

 2014年設立の「シマトワークス」が新事業として取り組む。築約70年、木造2階建ての古民家(同市本町7、延べ床面積約200平方メートル)を借り、酒屋だった趣を残して改修した。1階にはカフェを併設し、簡易な宿泊部屋も用意。2階は法人利用のみで、パソコン機器を置いている。

 新型コロナウイルス感染拡大で、観光地で休暇と仕事を組み合わせたワーケーションが注目を集める。だが、同社はコロナが広がる前から構想していたという。仲間と経営する富田祐介さん(40)は、「1年のうち1カ月はベトナムに滞在し、気分転換しながら働くのが習慣だった。場所を変えて働くことの魅力を伝えたいと思った」と、狙いを語る。

 特徴は、民家や商店が立ち並ぶ昔ながらの洲本市中心部に拠点を構えたこと。洲本の観光といえば、海岸沿いにホテルが連なる温泉街が有名だが、こちらは地元住民の生活圏にどっぷりつかれると売り込む。

 緊急事態宣言下で移動の自粛が求められる中での開業。それでも同社は、「高速バスを下りて、徒歩圏内に町歩きを楽しむ『レトロこみち』や飲食店がある。コロナが収まれば、短期滞在で洲本の楽しさを知ることができる場所になる」と、可能性を見いだす。

 既に法人契約した設計会社(東京)の男性社員(37)は、普段は大阪市内のオフィスで働いており、月2回ほどのペースで使う予定だ。「コロナ禍で在宅勤務が増えているが、ここに来ると面白い人との出会いがある。視点が広がる感じ」と話した。

 シマトワークスは、神戸市垂水区出身の富田さんが淡路島の可能性に着目し、「島と一緒に仕事をつくろう」との思いを込めて設立した。海外からの観光客が淡路島を巡るツアーのプランを旅行会社に提案したり、全国の企業の新規事業の立ち上げを手伝ったりしてきた。社員は富田さんを含め、島内外出身の30~40代男女3人。

 ワーケーション拠点では、移住希望者や起業を考えている人など、多様なニーズに応える。料金は1階利用の月額で、法人向けは1人当たり7500円、個人向けは5800円(いずれも3カ月契約)など。ホームページhttps://workation.life/

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