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院内助産を始めた県立淡路医療センター=洲本市塩屋1
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院内助産を始めた県立淡路医療センター=洲本市塩屋1

 兵庫県立淡路医療センター(同県洲本市塩屋1)は、助産師が中心となって出産介助やケアを担う「院内助産」を始めた。多忙な産婦人科医の負担を減らして難しい出産に集中できるようにするとともに、誕生の喜びに立ち会う助産師の役割を再評価する。兵庫県立病院では初めての取り組みという。(上田勇紀)

 すでに院内助産を進めている明石医療センター(同県明石市)の支援を受けて準備してきた。淡路医療センターの助産師34人のうち7人が、実践的な能力が認められた「アドバンス助産師」といい、院内助産を始められると判断した。

 今年3月には3件を院内助産で実施。4月から本格実施に切り替え、月2件程度を目指す。対象は、リスクの少ない「正常分娩(ぶんべん)」で、妊婦が希望した場合に限る。緊急時には医師が駆け付けられる態勢を整えて行う。

 淡路医療センターには研修医などを含めて10人の産婦人科医が在籍する。だが、各地で産科医不足は深刻化。島内で同センターが唯一、出産できる医療機関になっているといい、医師らの負担は大きい。島外からの里帰り出産で利用する人も多いが、2018年4月~19年9月には、緊急時を除いて受け入れを休止せざるをえなかった。

 同センターの分娩(出産)数は18年度559件(うち里帰り出産98件)、19年度536件(同54件)、20年度658件(同132件)。里帰りの制限をなくした20年度は大きく増え、受け入れ能力の拡大も課題となっていた。

 院内助産を進めることについて同センターは「産婦人科医が、難しい出産に集中できる利点もある。医師と助産師との『チーム医療』を進めていきたい」としている。

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