「淡路人形座」の経営見直し正式発表 演目開発、人材育成が課題

2021/5/12 05:30神戸新聞NEXT

観光客らに演目を披露する淡路人形座の常設劇場＝南あわじ市福良甲

　兵庫県南あわじ市は１１日、国指定重要無形民俗文化財・淡路人形浄瑠璃を受け継ぐプロ団体「淡路人形座」の経営見直しを正式に発表した。新型コロナウイルス禍などによる運営難で、すでに生え抜き座員の坂東千秋氏が支配人を退き、市が副部長を経営統括責任者として派遣している。同日、守本憲弘市長が会見し、新たな客層の獲得に向けた演目開発と、営業などの運営を担う中核人材の育成が課題になるとの考えを示した。（西竹唯太朗）

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