兵庫県南あわじ市灘黒岩の諭鶴羽(ゆづるは)神社周辺で、兵庫県指定天然記念物のアカガシ群落が、害虫による立ち枯れの危機に瀕(ひん)していることが分かった。古くから修験道の霊場として信仰を集め、今ではフィギュアスケート・羽生結弦選手のファンが訪れる森のピンチ。宮司らが対策を始め、協力者や資金支援を募っている。(西竹唯太朗)
同神社は、淡路島で最も高い諭鶴羽山(608メートル)の山頂近くにある。羽生選手が同じ名前の読み方に親しみを感じて2度参拝し、知名度が上がった。敷地は広さ約1万2600平方メートル。天然記念物指定されたアカガシのほか、シイ類やブナなど多様な植物が自生している。神社の聖域として長年、人の手が入らなかった原生林だ。
「昨年12月、ファンの一人が虫害の特徴が出ている木を見つけ、被害が分かった」。奥本憲治宮司(59)がいきさつを語る。
3月末に専門家と行った調査では、敷地内にある約380本中、84本で被害の痕跡を確認した。害虫の正体はカシナガキクイムシと判明。体長5ミリほどの甲虫で、カシやシイ類の幹に強力な顎で穴を開け、中で卵を産み付ける。ふ化した幼虫はさらに穴を掘り続け、木の中の菌類を餌とする。そのため、掘り返した木くずが木に付着し、被害が分かる。
調査を担当した同県姫路市の樹木医宗實久義さん(71)によると、幼虫は6月初旬ごろに成虫になる。幹の外に出て、新たに産卵するための樹木を探すことが多い。そこで、木の幹に専用の粘着テープを巻き、出てくる虫を捕まえる対策を講じる。
ただ、対象にする樹木が多く、範囲も広いことから、神社関係者だけでは人手が足りず、作業を続けるのは困難という。推定樹齢が300年を越えるアカガシもあり、奥本宮司は「神秘的なアカガシの森を後世に残すため、多くの人に協力してほしい」と話す。

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