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踊り手とともに阿波踊りを披露する人形=南あわじ市北阿万筒井
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踊り手とともに阿波踊りを披露する人形=南あわじ市北阿万筒井

 兵庫県の淡路人形浄瑠璃と徳島県の阿波(あわ)踊りが初めて共演する公演会がこのほど、南あわじ市北阿万筒井の市文化体育館で2日間にわたって開かれ、島内や京阪神、四国から計約500人が鑑賞に訪れた。

 2日目の18日は約2時間の舞台でまず、プロ団体「淡路人形座」の鶴澤友勇さんが太棹三味線を披露。火刑を覚悟で恋人を救おうとする娘・八百屋お七の演目「伊達娘恋緋鹿子(だてむすめこいのひがのこ) 火の見櫓(やぐら)の段」の曲目を奏でた。

 続いて、阿波踊り団体「藍吹雪」の江川卓治さんによる細棹三味線へ。踊りと合う陽気な高音の弾みで会場を盛り上げた。

 最終盤、藍吹雪の踊り手らに人形も混ざった。ステージを飛び出し、観衆らの目の前で阿波踊りをしてみせた。

 明治の廃藩置県まで、淡路島と徳島県は同じ徳島藩だった一方、浄瑠璃のルーツは神事、阿波踊りは仏事と異なることもあり、同じ舞台での共演はなかった。

 地理的、文化的に近い両地域が協力して世界に誇る伝統を発信しようと、淡路人形協会が藍吹雪に持ち掛けて実現した。

 人形座の人形遣い、吉田史興さんは「コロナで開催が危ぶまれたが、お客さんに満足いく舞台を見せられたと思う」。藍吹雪の江川さんは「プロの座員と演奏できて光栄だった。機会があればまた共演したい」と話した。(西竹唯太朗)

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