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25万本を突破した「淡路島ソース」を持つ浜田屋本店の浜田智基専務=洲本市安乎町平安浦
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25万本を突破した「淡路島ソース」を持つ浜田屋本店の浜田智基専務=洲本市安乎町平安浦
4千万本を突破した「コトブキ浣腸ひとおし」シリーズの商品を持つムネ製薬の西岡一輝社長=淡路市尾崎
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4千万本を突破した「コトブキ浣腸ひとおし」シリーズの商品を持つムネ製薬の西岡一輝社長=淡路市尾崎

 食欲を刺激するソースと、お通じを助けるかん腸薬の容器。兵庫県淡路島内で創業100年を超える老舗2社の看板商品だ。それぞれ出荷実績を積み上げている。さて、その数は-。(中村有沙)

■ムネ製薬・コトブキ浣腸ひとおし

 かん腸薬のムネ製薬(淡路市尾崎)が手掛ける蛇腹型容器のかん腸薬「コトブキ浣腸ひとおし」シリーズは、2006年の発売以来の累計出荷本数が今年1月に4千万本を突破した。

 かん腸容器は従来、丸い卵形が主流だった。消費者アンケートで「液が残るので効き目が悪い」との意見があり、新容器の開発に着手した。

 押しつぶしやすく、液残りが少ない蛇腹型は、西啓次郎会長(83)が旅先のウィーンで見たアコーディオンから着想。約3年かけて完成させた。

 発売後、利用者の口コミで評判に。1年たつころには販売エリアを全国に拡大し、ヒット商品となった。

 累計出荷本数は11年4月に1千万本、14年5月に2千万本、17年7月に3千万本、今年1月に4千万本になった。3年から3年半のペースで1千万本を売り上げている。

 さらなる需要の拡大へ同社は、ドイツの団体が年齢や障害の有無にかかわらず利用できる製品やサービスを称える「ユニバーサルデザイン賞」に応募。今年3月、専門家と消費者審査の2部門で受賞した。かん腸薬は購入者の大半を高齢者が占めており、握力が弱っても薬液を押し出しやすい点などが評価された。

 小学生も重要な利用者になると見込む。学校のトイレで大便をすることへの抵抗感から我慢し、便秘を招きがちといい、西岡一輝社長(74)は「保護者に知ってもらい、苦痛を和らげたい」と話す。

 お尻の悩みにやさしい製品として売り込み、「業界1位も夢ではない」。

■浜田屋本店・淡路島ソース

 食品メーカーの浜田屋本店(洲本市安乎町平安浦)は、07年に開発した万能調味料「淡路島ソース」シリーズが今年1月、累計出荷数25万本を突破した。

 同社はもともと、宿泊施設向けに業務用の珍味や調味料を製造販売していた。1998年の明石海峡大橋の開通を機に、土産物に参入した。

 「地元の食材ばかりを使った商品をつくろう」と開発したソースは、タマネギや鳴門オレンジなど、淡路島産の食材が入っている。幅広い世代に合うよう、甘口に仕上げている。

 発売当初、タマネギ畑の写真を背景に黒字で「淡路島ソース」と書いたラベルは、営業先などで「ダサい」と言われた。同社は、それを逆手にとって文字をより目立つ色合いにした。展示会では、ラベルの大看板を設置した。

 次第に「見たことがあるデザイン」と評判に。テレビ番組でも紹介され、大阪や神戸に加え、関東などの高級スーパーに卸すまでになった。「他企業とのコラボ商品にも挑戦し、年々、認知度の高まりを感じる」と浜田智基専務(33)。「商品のバリエーション増にも取り組み、100万本を目指したい」と話す。

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