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参加した子供らを前に、煙を上げて飛び立つロケット=洲本高校
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参加した子供らを前に、煙を上げて飛び立つロケット=洲本高校

 兵庫県立洲本高校科学技術部が、夏休み中の子供たちに科学の楽しさに触れてもらおうと企画したロケット教室が1日、同校であった。小学生ら20人が参加し、高校生の手ほどきを受けて、長さ約50センチの小型ロケットを手作り。火薬を燃料に空高く打ち上がったロケットを見て、子供たちが驚きの表情を見せた。

 科学技術部は、自然素材を使ったハイブリッドロケットの開発に取り組むなど、ロケットに詳しい。紙などを材料にしたロケットの製作・打ち上げ教室は2018年夏に初めて開催。昨年はコロナ禍で見送りとなり、今回は同校職員の子供らを中心に声を掛け、2年ぶりに開いた。

 参加者は本体部分に羽を付け、色鉛筆でカラフルに絵を描くなどして、自分だけのロケットを製作。他部の生徒も応援に駆け付け、高校生が分かりやすく教えた。

 グラウンドに出て、いよいよ発射準備。高校生がロケットを打ち上げ台に取り付けた。「秒読み開始します! 5、4、3、2、1」。子供が声を出してボタンを押すと、ロケットは煙を上げて上空へ。数秒間、空を漂い、ゆっくりと地上に落ちた。

 洲本第三小1年の男児は「あんなに飛ぶと思ってなかった。また作ってみたい」と笑顔で話した。(上田勇紀)

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