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 兵庫県が発表する洲本健康福祉事務所管内(淡路市、洲本市、南あわじ市)居住の新型コロナウイルス感染者が8月、過去最多の257人に上った。昨年3月の初確認以降、月別で最多だった今年4月の155人を大幅に上回った。8月は40代以下が8割を占め、子どもの感染も目立つ。インド由来の「デルタ株」を中心とした感染第5波が続く中、小中高校などで2学期が始まり、自治体は感染対策の徹底を呼び掛ける。

 淡路県民局によると、8月は13日以降、9日間連続で1日2桁の新規感染者が確認され、その後も24日の18人など高い水準が続く。飲食店や高校部活動などで感染者集団(クラスター)が発生した。

 島内唯一の感染症指定医療機関・県立淡路医療センター(洲本市)は、お盆時期にほぼ満床状態に。4月の第4波で医療体制が逼迫(ひっぱく)した経験も踏まえ、8月後半にコロナ対応病床を15床から21床(中等症以下19床、重症2床)に増やした。部屋の運用方法を変えるなどし、最大限の受け入れ態勢を整えたとする。

 また、軽症や中等症のコロナ患者のうち、基礎疾患があるなど重症化リスクが高い人を対象とした治療法「抗体カクテル療法」を導入した。同事務所と連携し、自宅療養者らのうち、リスクの高い患者を原則1泊2日で受け入れて点滴や経過観察を実施。こうした取り組みで満床状態は脱し、在宅患者らの容体急変に備えているという。

 行政や医療関係者が警戒を強めるのは今後、2学期が始まった学校現場での感染拡大だ。全国的に子どもから家族への広がりもみられ、対応が課題となっている。

 島内の8月の257人を年代別にみると、最多は30代の49人だった。20代47人▽10代46人▽40代41人▽10歳未満30人▽50代25人-と続いた。一方、ワクチン接種が進む高齢層は少なく、60代14人▽70代3人▽80代1人▽90歳以上1人-だった。県全体の傾向と同じく、比較的若い世代の感染が目立つ。

 文部科学省は8月27日、主に緊急事態宣言下の学校では、感染状況により児童生徒2~3人の感染が判明した時点でも、5~7日間を目安に学級閉鎖を検討するよう各自治体に要請。県はマスク着用や、体調異常があれば登校や出勤を控えるなど、各世代への対策徹底継続を呼び掛けている。(上田勇紀)

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