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完成した清酒を持つ久田浩嗣社長(右)と、原料米の稲穂を持つ相野公孝農学部長=南あわじ市志知佐礼尾
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完成した清酒を持つ久田浩嗣社長(右)と、原料米の稲穂を持つ相野公孝農学部長=南あわじ市志知佐礼尾

 吉備国際大学南あわじ志知キャンパス(兵庫県南あわじ市志知佐礼尾)の農学部生が実習で栽培したコメで、地元の酒蔵・都美人酒造(同市榎列西川)が清酒をつくった。原料は酒米ではなく、食用米のきぬむすめ。産学連携の商品として販売する。(中村有沙)

 山廃純米酒「志知」。昨年、同キャンパス近くの農地で、1年生60人が収穫したきぬむすめ1トンのうち、約300キロを使った。今年の春先に仕込み、瓶詰め後、半年間熟成させた。720ミリ入り約500本が完成した。

 きぬむすめを育てる実習は環境負荷の低減を目標にし、化学肥料を使わない。例年、島内で販売し、購入者から「もちもちしている」と評判だという。「酒にしてもおいしいのではないか」と考えた大学側が、収穫量に余裕があった昨年、酒造りを持ち掛けた。

 「初めて扱ったコメの品種。やってみないとわからなかった」と、都美人の久田浩嗣社長は打ち明ける。食用米は酒米に比べて割れやすい。農学部長の相野公孝教授と、精米歩合を相談するなどして進めた。

 完成した酒について久田社長は、「食用米ならではのうま味が出ている。(市内で養殖している)フグなどの料理に合うだろう」と話す。相野教授は「フルーティーな香り。すっきりした味わい」と評価する。

 商品ラベルには、南あわじ市の花「水仙」をあしらった。4日、同キャンパスで催した完成発表会で、久田社長は「形になってほっとしている」。相野教授は「今後も良いコメができれば新しい商品をつくりたい」と話した。

 「志知」は1本1485円。15日から都美人の蔵に併設している店舗で販売する。都美人TEL0799・42・0360

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