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奈良町池でかいぼりに取り組む参加者=淡路市釜口
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奈良町池でかいぼりに取り組む参加者=淡路市釜口
打越池の生物を観察する児童ら=淡路市大町上
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打越池の生物を観察する児童ら=淡路市大町上

 兵庫・淡路島内に多いため池の保全を目指す行事が8日、淡路市内の2カ所であった。同市大町上の「打越池」では、近くの大町小学校の児童らが環境学習。同市釜口の「奈良町池」では、住民らが水を抜いて手入れする「かいぼり」に取り組んだ。

 県内には全国最多の約2万2千カ所のため池があり、淡路島内にその半数近い約1万カ所がある。環境学習は淡路県民局と島内3市が学校ごとに実施し、この日は大町小の4年生17人が学んだ。

 児童らは教室で、ため池に農業用水の確保や大雨時の水量調節の機能があると説明を受けた後、打越池へ。事前に仕掛けた籠にかかったアメリカザリガニやイシガメ、ブルーギルの幼魚などを観察した。「いっぱいいる」と歓声をあげ、恐る恐る触れたり、持ち上げたりした。女児(10)は「ため池にいろいろな役割があると知った。カメを触れたのも楽しかった」と話した。

 一方、奈良町池のかいぼりには約60人が参加し、汗を拭いながら作業した。

 かいぼりは、底にたまった泥を取り除いて貯水量を確保する。栄養分を含む泥を海へ流すことで、養殖ノリの色付きがよくなるなどの効果も期待する。県などが機材を借りる費用を補助している。

 この日は午前8時ごろから水を抜き始め、午後に底が見えるまでになった。9日まで続け、全ての泥を流し出す。水利権や漁業権者らでつくる協議会の役員を務める谷正昭さん(72)は「人手がかかるが、継続していきたい」と話した。(中村有沙)

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