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車いすで報告会に出席した宇城元選手=洲本市役所
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車いすで報告会に出席した宇城元選手=洲本市役所

 東京パラリンピックのパワーリフティング男子72キロ級で、6位入賞した宇城元(うじろはじめ)選手(48)=兵庫県洲本市中川原町中川原出身、順大職=が25日、同市役所へ報告に訪れた。「地元の応援が戦い抜く力になった」と感謝し、「4年後またパラを目指しているかどうかはまだ分からないが、次世代へのパラスポーツ発信にも力を入れていきたい」と語った。

 パラ・パワーリフティングは、下肢に障害のある選手がベンチプレスで持ち上げるバーベルの重量を競う。3回試技を行い、最も重いものが記録となる。

 宇城選手は04年のアテネパラで8位入賞し、12年のロンドンパラでも7位入賞している。男子72キロ級で176キロ、80キロ級で186・5キロの日本記録保持者でもある。今回が3回目のパラ出場で、自己最高の6位入賞を成し遂げた。

 この日の報告会には、竹内通弘市長と市体育協会や地元町内会の役員らが出席。パラでの試技の映像をスクリーンに映すなどして、快挙を祝った。

 左肘を2度、手術したことがある宇城選手。さらに今年6月にドバイであった世界大会で右肩を負傷していたといい、「万全の状態ではなかった」と明かす。

 迎えた8月28日の本番。「その時の自分のベストを出し、確実に入賞を狙いにいった」という。1回目に156キロを挙げて成功。2回目は162キロで失敗し、3回目に再び162キロに挑戦して成功させた。

 宇城さんは洲本高校を卒業後、愛知県の大学で4年生だった1994年にバイク事故で脊髄を損傷し、下半身不随になった。入院中に見たボディービル雑誌がきっかけで、パラ・パワーリフターの道を歩んだ。

 現在、順天堂大学に職員として勤めながら、大学院でスポーツ健康科学を学ぶ。「自分が強かった時期やけがをしたタイミング、メンタル面を振り返って分析し、今後の競技や後進の育成に生かしたい」と話した。(吉田みなみ)

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