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ジビエの料理開発に取り組む「美菜恋グランマ」のメンバー=南あわじ市八木養宜上
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ジビエの料理開発に取り組む「美菜恋グランマ」のメンバー=南あわじ市八木養宜上
開発したイノシシ肉のカレーとシカ肉のミートボール=南あわじ市八木養宜上
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開発したイノシシ肉のカレーとシカ肉のミートボール=南あわじ市八木養宜上

 兵庫県南あわじ市の女性グループ「美菜恋(みなこい)グランマ」が、農作物被害が深刻なイノシシとシカの肉を使ったジビエ料理2品を開発した。調理法を工夫し、肉を軟らかく仕上げたイノシシ肉のカレーと、ショウガやゴボウを使い食べやすくしたシカ肉のミートボール。22日に市内で試食会があり、参加者の意見を踏まえて来年春からの販売を目指す。(上田勇紀)

 県によると2020年度、島内で約1万2千頭のシカとイノシシが捕獲され、大半は埋設や焼却処分された。食肉利用は少ないという。郷土料理の普及などに取り組む同グループは、県の支援を受け、2年前からシカとイノシシを使ったジビエ料理作りに励む。これまでに考案したレシピのうち、カレーとミートボールの販売に向けて準備した。

 カレーのイノシシ肉は、塩こうじに漬け込み、圧力鍋で軟らかくした後、トマトジュースなどで2~3時間煮込んだ。ミートボールのシカ肉も塩こうじに漬け、ショウガやゴボウで臭みを取り除いた。

 試食会は同市八木養宜上の農畜水産物直売所「美菜恋来屋(みなこいこいや)」であった。行政関係者らが参加し、「マイルドな味わい」「子どもも食べやすい」と講評した。

 肉は吉備国際大南あわじ志知キャンパス内の施設で処理されたものを仕入れ、あえて脂身の少ない赤身肉を使った。グループの福永英美代表(74)は「使い道の少ない肉を使って工夫を重ねた。意見を参考にして活用に協力していきたい。カレーの辛さ設定は悩むところ」などと話した。

 試食した県森林動物研究センター(丹波市)の野口和人森林動物専門員は、「島内は特にイノシシの個体が増えている。狩猟者の減少や繁殖能力の高さが背景にある。ジビエの消費拡大につなげてほしい」と期待を込めた。

 早ければ春から同直売所で販売し、その後、家庭用のレトルト商品も売り出す予定だ。価格未定。

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