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門康彦市長(左)、山本哲也教育長(右)から「スポーツ親善大使」の委嘱を受けた近本光司選手=淡路市役所
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門康彦市長(左)、山本哲也教育長(右)から「スポーツ親善大使」の委嘱を受けた近本光司選手=淡路市役所

 プロ野球阪神タイガースの近本光司選手が務める「淡路市スポーツ親善大使」の任期を更新する委嘱式が26日、兵庫県の淡路市役所であった。任期は2023年12月までの2年間で、2期目となる。近本選手は「来年、再来年も大使として市民の希望となれるよう、精いっぱい頑張る」と決意を示した。(内田世紀)

 同市東浦地域出身の近本選手はプロ1年目からレギュラーに定着し、セ・リーグ新人安打数で長嶋茂雄氏の記録を更新。盗塁王、新人特別賞を受賞し、シーズンオフに同親善大使の任命を受けた。これまでに、試合のチケットプレゼントや小中学校での講演などを行った。

 3シーズン目の今年は、両リーグトップの178安打で初の最多安打賞を獲得。ゴールデングラブとベストナインにも輝いた。近本選手は「打撃のタイトルは目標だったので、達成感がある」と喜んだ。

 門康彦市長から委嘱状を受け取った近本選手は、「チャンスをつくるのが自分の仕事。ファウルをヒットに、ヒットを二塁打にできるよう打撃を磨いていく」と来季の目標を掲げた。市民に向けては、「野球だけでなく他のスポーツでもいい。大人も子どもも高齢者も、スポーツで体を動かすことが大切」と呼び掛けていた。

 同親善大使は格闘家の住村竜市朗選手も務め、今年10月には3期目の委嘱式が行われた。

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