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寒波による荒波で浸食されたとみられる慶野松原海岸=南あわじ市松帆慶野
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寒波による荒波で浸食されたとみられる慶野松原海岸=南あわじ市松帆慶野
大規模な浸食が起きる前の慶野松原海岸(南あわじ市提供)
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大規模な浸食が起きる前の慶野松原海岸(南あわじ市提供)

 兵庫県南あわじ市松帆の慶野松原海岸で、砂浜の一部が浸食されて最大約1・5メートルの段差ができた。年末年始に相次いだ寒波による荒波が影響したとみられる。過去に例がない規模の浸食で、自然に回復しないかもしれないという。市や住民は春の観光シーズンや夏の海水浴への影響を懸念している。(西竹唯太朗)

 慶野松原海岸は南北約2・5キロ。瀬戸内海国立公園指定の名勝で、「日本の渚百選」と「日本の夕陽百選」にも入る市内有数の観光スポット。毎年、海水浴シーズンを中心に数万人が訪れる。

 管理する県などによると、砂浜にできた段差は数十センチ~約1・5メートルで、範囲は南北約500メートルに及ぶ。更衣室棟の周辺で、特に浸食が激しい。

 砂がえぐられたことで、かつて排水に使われたパイプや鉄の塊、岩などが露出している箇所もある。危険なため、県は今月7日までに浸食部分の周辺に立ち入りを制限するロープを張った。今後、特に段差が激しい部分をなだらかにする作業を行い、自然回復するかどうか様子を見るという。

 市商工観光課によると、これまでも冬場や台風シーズンに荒波による浸食があったが、小さく自然に戻っていたという。今回は過去に例がない規模といい、担当者は「今回は元には戻らないかもしれない」と危惧する。

 浸食箇所は、毎月の清掃車による砂浜の掃除ができない状態になった。回復が難しければ、夏の海水浴場開設の可否も検討が必要になる。

 住民グループ「慶野松原盛上げて委員会」の谷池隆宏さん(44)は、「今回の浸食前から慶野の海岸は毎年少しずつ幅が狭くなっているように感じていた。洲本の五色浜は浸食に次ぐ浸食でほとんどなくなってしまった。同じことにならないように対策を練ってほしい」と話した。

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