淡路

  • 印刷
路地のネコを題材にしたデジタル画や油絵を展示する山田宗宏さん=洲本市本町8
拡大
路地のネコを題材にしたデジタル画や油絵を展示する山田宗宏さん=洲本市本町8
モデルにしたネコの「クロ」=洲本市本町8
拡大
モデルにしたネコの「クロ」=洲本市本町8

 兵庫県洲本市の本町8丁目商店街で、「お向かいの猫のための展覧会」という一風変わった題名の絵画展が開かれている。洲本市出身のアートディレクター山田宗宏さん(63)が、仲良くなった近所の「友ネコ」を描いた。商店街に面した店舗のショーケース跡に、グラフィックアートや油絵など約15点を並べ、行き交う人の目を和ませる。

 山田さんは母の介護のため、洲本と自宅がある東京を行き来する生活をしている。約4年前から、亡くなった父が営んでいた元薬局店舗を改装し、「アトリエトーハチ」と名付けて交流拠点化。「昔から変わらない地元の景色」をテーマに、商店街や洲本城などの風景をグラフィックアートで表現する。

 今回描いたのは、同アトリエ前の金物店で飼われている3歳の雄ネコ「クロ」。新型コロナウイルス感染拡大で東京との往来が難しくなり、家族と離れて洲本で活動することが増えた山田さんにとって、路地でのんびり寝転がるクロの姿は癒やしという。

 当初は警戒されていたが、今では名前を呼べば近くに来て抱かせてくれるまでに。「ネコの奔放さと地元の路地から漂う哀愁が、懐かしく、身近な幸せを感じる」とクロを題材にして表現することにした。

 展示しているグラフィックアートは、金物店の商品棚近くで寝転ぶクロ▽車では通れない狭い路地を歩くクロ-など。「ネコの温かみを表現しよう」と、父の遺品のキャンバスで油絵にも初挑戦した。

 ネコの鳴き声にちなみ、西暦に2が五つそろう「2022年2月2日」から、六つそろう22日までを展示期間に決めた。「ネコのようにふらっとのぞきに来て。運がよければクロに会えるかも」と話す。山田さんTEL070・6571・6483

(吉田みなみ)

淡路
淡路の最新
もっと見る
 

天気(6月26日)

  • 29℃
  • 25℃
  • 20%

  • 34℃
  • 25℃
  • 20%

  • 32℃
  • 25℃
  • 30%

  • 33℃
  • 25℃
  • 20%

お知らせ