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こてを手に土壁を塗る生徒たち=近畿壁材工業
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こてを手に土壁を塗る生徒たち=近畿壁材工業
体験作業が終わり土壁に覆われた小屋=近畿壁材工業
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体験作業が終わり土壁に覆われた小屋=近畿壁材工業

 修学旅行で兵庫・淡路島を訪れた東京の高校生が、島内のさまざまな企業で職業体験に取り組んだ。12日は、24人が兵庫県淡路市多賀の建築資材メーカー「近畿壁材工業」で、小屋の外壁に土壁を塗る左官の仕事に挑戦した。(内田世紀)

 明星高校(東京都府中市)の生徒が、社会の課題解決を実践する「探究授業」の一環。淡路島には9~13日の日程で3年生約80人が滞在し、数班に分かれて行動した。

 体験を行う企業は、大正大学(東京)発の事業支援拠点「淡路ラボ」(淡路市志筑)が紹介した。近畿壁材のほか、線香メーカーや養鶏場、道の駅などを選んだ。

 一部の生徒は、1年時から同社の浜岡淳二社長らとリモートで課題を共有してきた。生徒は需要が減少する日本古来の建材、しっくいの新たな利用法を考えた。顔料を混ぜて絵の具を作り、昨年秋の文化祭で描画の体験会を開いた。

 土壁を塗る体験は、近畿壁材が大学生インターンの宿泊施設として敷地内に建設中の小屋で行った。生徒たちは、粘りと強度がある「淡路土」をわらや砂と混ぜる工程を確認。こてを持ち、慣れない手つきで壁に土を塗った。

 「自由な発想で」と土を団子状にして投げつけたり、手形を押したり。約3時間かけ、黄土色の土に覆われた小屋を完成させた。女子生徒(17)は「普通は経験できない仕事。しっくいや土壁に愛着が湧いた」と笑顔。別の女子生徒(17)は「淡路島は高い建物がなく、どこからでも美しい景色が見える。作業をしていて気分が良かった」と喜んでいた。

 同社の浜岡社長は「淡路は良い土に恵まれ、昔から焼き物や瓦作りが盛ん。若い人の力を借りて未来を模索したい」と呼び掛けていた。

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