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息継ぎしない泳ぎ方を練習する杉谷さん。できるだけ身体の動きを抑える=淡路市大谷
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息継ぎしない泳ぎ方を練習する杉谷さん。できるだけ身体の動きを抑える=淡路市大谷
フリーダイビングで日本代表として世界選手権に挑む杉谷大地さん=淡路市大谷
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フリーダイビングで日本代表として世界選手権に挑む杉谷大地さん=淡路市大谷

 息継ぎせずに泳ぐ距離を競う潜水競技「フリーダイビング」の世界選手権に、兵庫県淡路市の会社員杉谷大地さん(39)が日本代表として初出場する。競技を始めて約2年。同市大谷の津名温水プールを拠点に、独学で鍛錬している。大会は6月18日からブルガリアで始まり、杉谷さんは「自己記録を1メートルでも更新したい」と意気込む。(西竹唯太朗)

 フリーダイビングは欧州で古くから盛んな競技。「一呼吸」がルールで、距離の部門は、フィンの有無や形状ごとに種目が設定されている。他に、海で潜れる深さや、水中で息を止めていられる時間を競う部門もある。

 5、6年前に出張で訪れたイタリアのホテルで、フリーダイビングのテレビ中継を見たことが興味を持ったきっかけ。「面白そうと思ったが、帰国後はすっかり忘れてしまっていた」

 子どもが水泳を習い始め、自身も趣味として泳ぎ始めたという杉谷さん。小学生の長男の水泳技術はめきめきと上達。「このままでは息子に水泳で抜かれる。父のプライドとして別の競技を始めようと考え、フリーダイビングを思い出した」という。

 競技開始後は週に3~6日プールに通った。特殊な競技だけに指導者はおらず、動画配信サイトで海外選手を観察するなどして技術向上を目指してきた。「最初はフィンを付けて25メートルほどしか進めなかった。練習するにつれ距離が伸びていくことに夢中になれた」と充実感を語る。

 国内の大会に出始め、2021年5月、両足で履く大型フィン(幅約70センチ)の部門で、自己新記録の150メートルを記録して日本ランキング4位を獲得した。今年3月のフィンなしの種目でも、82メートルと自身の公式戦最長記録を出し、両部門で世界選手権出場を決めた。

 競技で水中を進む際、キックの回数を減らし、脱力することで息を長くしようと心掛けているという杉谷さん。「メンタルに左右されるスポーツ。世界の壁は高いが、自分のベストを尽くしたい」と楽しみにしている。

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