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修復を終えた十二神将と松永忠興さん=栄福寺
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修復を終えた十二神将と松永忠興さん=栄福寺

 兵庫県南あわじ市榎列掃守の栄福寺(ようふくじ)で、薬師如来を守護する12体の仏像「十二神将」が、修復に出してから5年ぶりに戻った。京都市の職人松永忠興さん(81)が作業を担い、きれいな姿に。久々に並ぶ仏像を、集まった檀家(だんか)ら約10人がしげしげと眺めた。

 同寺の十二神将は、木製で1体約20センチ。本尊の「木造薬師如来立像」の両脇に配置していた。汚れが目立ち、修復することにした。

 松永さんは東京芸術大で彫刻を学び、美術院国宝修理所(京都市)の職人になった。興福寺(奈良市)の阿修羅(あしゅら)像などの修復を担当。退職後、奈良市で工房を開いている。栄福寺は市指定有形文化財「木造釈迦(しゃか)如来坐像(ざぞう)」の修復を頼んだことがあり、再び依頼した。

 12体は、それぞれ制作時期が異なるといい、最古のものは室町時代に作られたとみられる。できる限り元の姿を残せるよう制作時期を調べ、表面の損傷を埋めたり、甲冑(かっちゅう)などの付属品を作り直したりした。

 27日に松永さんが同寺に届けた。岡崎正信住職(72)は「仏像が全てそろい、さらなる御利益をいただけるはず。見に来てほしい」と話していた。(吉田みなみ)

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