淡路

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 国指定重要無形民俗文化財の淡路人形浄瑠璃と上方落語、和太鼓が競演する特別公演が、7月から10月にかけて兵庫県淡路島内で相次ぎ開かれる。プロ団体の「淡路人形座」(同県南あわじ市)は、「普段は同じ舞台で見ることができない。同時に楽しんでファンになってほしい」と売り込んでいる。(西竹唯太朗)

 人形座は昨年から、徳島県の阿波踊りやNHK交響楽団と分野を超えて競演している。客層を広げる取り組みを進めており、連携を拡大する。

 和太鼓はもともと、地元住民らが「浄瑠璃くずし」とも呼んで親しむ「だんじり唄」に使われるなど、浄瑠璃と親和性が高い。海外のオーケストラと競演するなど世界的に活躍する和太鼓奏者・林英哲さんとの競演が実現した。

 「桴(ばち)が唸(うな)り人形が舞う」と題し、10月23日に兵庫県洲本市塩屋1の同市文化体育館で催す。午後2時開演。

 前半は、人形座が美女に化けて帝に近づいた狐(きつね)の妖怪が石にされる演目「玉藻前曦袂(たまものまえあさひのたもと) 狐七化けの段」を上演する。後半、林さんら和太鼓奏者の集団「英哲風雲の会」が、力強い太鼓の音色を響かせる。終盤に、太鼓と人形が同時に舞台に上がる「コラボ」も計画しているという。

 一方、上方落語協会との公演「淡路人形座“奮闘”落語会」は7月9日と8月20日、南あわじ市福良甲にある人形座の常設劇場で開く。落語の普及を図る同協会から競演の申し出を受けて決まった。

 両日とも午後6時開演。落語家3人の高座があった後、人形座が「戎舞(えびすまい)」を披露する。最後は落語家の桂吉坊さん、桂阿か枝さんの高座で締めくくる。

 「桴が唸り人形が舞う」は全席指定。前売り券2千~4千円。当日券は2200~4400円。「淡路人形座“奮闘”落語会」は全席自由。前売り券1500円、当日券2千円。人形座TEL0799・52・0260

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