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淡路島の旬の味覚を詰め込んだ「鱧そぼろ丼」と野口純子さん=洲本市本町、レトロこみち
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淡路島の旬の味覚を詰め込んだ「鱧そぼろ丼」と野口純子さん=洲本市本町、レトロこみち

 淡路島の夏の味覚「鱧(はも)そぼろ丼」はいかが-。兵庫県洲本市本町の商店主らでつくるレトロこみち協同組合が、祇園祭でにぎわう京都市を訪れて淡路特産のハモやタマネギを使った丼を販売している。同組合の野口純子理事長は「祇園祭は鱧祭りとも呼ばれる。淡路島の食材をアピールし、観光客誘致につなげたい」と意気込む。(内田世紀)

 今月6日、淡路島観光協会が旬のハモを京都・八坂神社に届ける恒例のキャンペーン「はも道中」を実施した。京都を訪れる観光客へさらに畳みかけようと、同組合が初めて出店を企画した。洲本城下の古い街並みを生かした散策イベントを春と秋に続けており、昨年10月に振る舞って好評だったそぼろ丼を京都で売り込むメニューに選んだ。

 ミンチにした沼島産のハモを甘辛く煮込み、タマネギと紅しょうがを添える。シャキッとしたタマネギの食感と香りが、ふんわりとしたハモの風味を引き立てる。1食千円(税込み)で、1500食を用意した。

 祇園祭の前祭がある15~17日、「京の台所」といわれる錦市場の貸しスペースで出店中。淡路島から野口さんら数人が出向き、京都の大学に通う野口さんの孫晴(はれ)さん(20)と友人らが手伝っている。来店客に淡路島の観光マップなどを配って来島を呼びかけ、野口さんは「ハモは湯引きや天ぷらが一般的だが、そぼろも絶品。京都の次は、豊かな食材が自慢の淡路島を訪れてほしい」と話す。

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