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柵で遊ぶ子ザルと、面倒を見る仲間のサル=淡路島モンキーセンター
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柵で遊ぶ子ザルと、面倒を見る仲間のサル=淡路島モンキーセンター

 兵庫県洲本市畑田組の「淡路島モンキーセンター」で、出入りする野生のニホンザルが出産シーズンを迎えた。子ザル同士でじゃれ合い、母親に抱かれて昼寝をするなど、愛らしい姿を見せ、観光客を楽しませている。 約300匹が出入りする同施設。出産は6~7月がピークで、毎年約30匹生まれる。今年は20日までに30匹誕生した。

 赤ちゃんザルは生後2~3週間たつと、親から離れて他の子ザルと遊び回るようになる。小さい体で一生懸命に柵によじ登ったり、子ザル同士で追いかけっこをしたり-。心配なのか、母ザルが連れ戻そうとする姿も見られる。

 母親の代わりに他のサルが面倒を見ることも。同センターに集まるサルは寛容性が特徴といい、延原利和センター長(68)は「群れ全体で子ザルを見守る光景は、他の地域の群れではあまり見られない。優しい淡路のサル社会をよく表している。赤ちゃんが活発に遊ぶ姿とともに観察を楽しんで」と話す。

 午前9時半~午後5時。木曜定休。悪天候の場合は休園あり。4歳から小学生400円、中学生以上千円。同センターTEL0799・29・0112

(荻野俊太郎)

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