淡路

  • 印刷
「飛び出し坊や」をモチーフにした鉄の彫刻作品=五斗長垣内遺跡
拡大
「飛び出し坊や」をモチーフにした鉄の彫刻作品=五斗長垣内遺跡
ゆるやかにカーブした鉄の作品=淡路市育波
拡大
ゆるやかにカーブした鉄の作品=淡路市育波

 淡路島の西海岸側にある育波地域で1日、「育波芸術祭」が始まった。同地域は、弥生時代に鉄の加工をしていたとされる集落「五斗長垣内(ごっさかいと)遺跡」(兵庫県淡路市黒谷)が近くにあり、鉄との関係性が深い。その歴史を生かし、鉄工所跡や同遺跡など五つの拠点で、鉄を使った彫刻作品などを展示する。(中村有沙)

 鉄を素材とする彫刻家、JUN TAMBA(塚脇淳)さんらが立ち上げた一般社団法人「IKUHART企画」(同市育波)主催。同法人は、育波地域の魅力ある資源を生かそうと、鉄をテーマにしたアートスペースの設置や海に関連するイベントを実施している。芸術祭は設立3周年を記念し、鉄のアートの魅力を広く伝えようと企画した。

 会場は、使われていなかった鉄工所をアート活動の拠点として整備した「IKUHART STUDIO」(同市育波)▽大型ボイラーや冷蔵庫などが残るシラス加工工場跡「金生丸倉庫」(同)▽大谷浜(同)▽遊休農地(同)▽五斗長垣内遺跡-の5カ所。京都や石川、育波地域などで活動する20代の若手芸術家8人が、各会場に作品を展示している。

 五斗長垣内遺跡には、竪穴建物のそばに鉄の彫刻3点が並ぶ。「まだここにいる。」という作品は、3人の「飛び出し坊や」が手をつなぎ、空に向かって飛びだそうとしている。普段、街中に溶け込んでいるものをあえて切り出したという。海を見つめる人を表現した作品もある。

 大谷浜では、海に向かって延びる岩場の先に、ゆるやかにカーブした平たい鉄板がある。硬いイメージの鉄が持つ柔らかい一面を見せようと製作した。波によってさびていく部分があるため、開催期間中に変わっていく鉄の色合いも楽しめる。

 10日まで。入場無料。同遺跡のみ3日が定休で、午前9時から午後5時。ほか4会場は、期間中無休で、午前10時から午後4時。IKUHART企画事務局TEL090・3651・7776

淡路
淡路の最新
もっと見る
 

天気(10月27日)

  • 23℃
  • ---℃
  • 10%

  • 20℃
  • ---℃
  • 50%

  • 23℃
  • ---℃
  • 10%

  • 23℃
  • ---℃
  • 20%

お知らせ