淡路

  • 印刷
旧管理棟の解体跡地で新管理棟を起工した灘黒岩水仙郷=南あわじ市灘黒岩
拡大
旧管理棟の解体跡地で新管理棟を起工した灘黒岩水仙郷=南あわじ市灘黒岩
新管理棟のイメージ=南あわじ市灘黒岩
拡大
新管理棟のイメージ=南あわじ市灘黒岩
斜面を鮮やかに彩る灘黒岩水仙郷のスイセン(2021年1月)=南あわじ市灘黒岩
拡大
斜面を鮮やかに彩る灘黒岩水仙郷のスイセン(2021年1月)=南あわじ市灘黒岩

 兵庫県南あわじ市は7日、同市灘黒岩の「灘黒岩水仙郷」で、新管理棟の起工式と安全祈願祭をした。老朽化した旧管理棟はすでに解体。同じ場所に建て直す。来年12月オープン予定。これまでスイセンが開花する時期だけ開いていたが、新管理棟は地元産品の販売やサイクリストの休憩所として通年営業する。灘地区の新たなランドマークとして観光客の呼び込みを図る。(西竹唯太朗)

 紀伊水道に向かって広がる斜面に自生するスイセンが人気の水仙郷。例年、12月末ごろから翌年2月末までの開園期間に5万人前後の観光客が訪れてきた。本年度は工事で休園する。

 市などによると、水仙郷は1950年代に地元住民が主体で始まった。管理棟は77年に民間で建設されたといい、96年に旧南淡町が用地や建物などを買収して公営施設化。住民団体「灘・沼島ふるさと会」が指定管理者を担ってきた。

 半世紀近くたち、市は旧管理棟の解体と新設、園内の遊歩道整備などの「水仙郷リニューアル事業」に約11億円を充てる。

 新管理棟は2階建て。1階は、地元住民らが特産品のミカンなどを持ち寄り、観光客らに販売するなどの交流スペースとして計画する。2階は、カフェなどの民間飲食店に貸し出す予定。屋上は、斜面で咲き誇るスイセンや紀伊水道を展望する場所にする。

 リニューアル後は通年営業とし、自転車で淡路島を一周する「アワイチ」を楽しむサイクリストが休憩しうる施設としての利用も見込む。

 起工式で守本憲弘市長は「地元の人と協力しながら冬以外にも人が訪れる施設にしたい」とあいさつ。灘地区連合自治会の嶋崎一司会長(72)は「一年中人が集まる施設は灘地区になかった。新しい水仙郷による活性化に期待している」と話した。(西竹唯太朗)

淡路
淡路の最新
もっと見る
 

お知らせ