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飲食店などを巡る訪問客でにぎわう路地=洲本市本町6
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飲食店などを巡る訪問客でにぎわう路地=洲本市本町6
子どもたちと工作する洲本実業高校の生徒=洲本市山手3
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子どもたちと工作する洲本実業高校の生徒=洲本市山手3

 情緒あふれる城下町の風情を楽しむ催し「城下町洲本 レトロなまち歩き」が15日、兵庫県洲本市本町の路地「レトロこみち」周辺で始まった。秋晴れの下、路地に並んだ雑貨店や飲食店を散策する家族連れなどでにぎわった。16日まで。(中村有沙)

 「レトロこみち協同組合」が主催。市街地を盛り上げようと、春と秋の年2回開催している。

 路地には、アクセサリーやバッグなどを販売する臨時店舗が出店。来場者は、商品を手に取り、お気に入りを探していた。中華料理やクレープなどの常設店も一斉に開店し、活気にあふれていた。

 中央公民館前の広場では、社会人サッカーチーム「FC.AWJ」によるブースもあった。選手からボールの蹴り方を教わってゴールにシュートするゲーム。「足の甲で蹴ってみて」などとアドバイスを受けた子どもたちが挑戦した。このほか、紙製の甲冑(かっちゅう)を着た子どもたちが路地を練り歩く「武者行列」もあった。

 家族で訪れた洲本市の女性(43)は「こんなににぎやかなイベントは、コロナ以降初めてでうれしい」と話していた。

 16日は、午前10時~午後4時。

■イベントも多彩 高校生が木工体験ブース

 洲本実業高校地域商業科の3年生は、中央公民館横にある広場で、工作体験のブースを出店した。木材やドングリ、松ぼっくりなどを使って、置物をつくる。

 同校の授業「課題研究」の一環で、地域創生について学ぶ生徒10人による取り組み。授業で訪問した兵庫県南あわじ市八木馬回地区の住人から、害獣対策のために伐採した木の使い道に悩んでいるという話を聞き、活用できないかと企画した。

 使う木材は、全て同地区で伐採されたもの。工作は、輪切りにした木の断面に、目玉のシールなどを貼った松ぼっくりとドングリを接着剤で固定する内容。切り株の上にかわいらしい顔が並んだようになる。

 生徒らは、参加した子どもたちに「何を飾りたい?」などと声をかけながら、一緒に取り組んだ。女子生徒(18)は「楽しみながら、地域の課題について触れるきっかけになってほしい」と話していた。

 同ブースではこのほか、同地区で取れた果物を使ったジャムなども販売している。16日は、午前10時~午後2時。

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