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片岡鶴太郎さんと合作した「ぬれ椿」の前に立つ南岳杲雲さん=洲本市塩屋1
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片岡鶴太郎さんと合作した「ぬれ椿」の前に立つ南岳杲雲さん=洲本市塩屋1
片岡さんの作品
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片岡さんの作品
片岡さんと南岳さんが一緒に写った合同展のチラシ
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片岡さんと南岳さんが一緒に写った合同展のチラシ

 俳優で画家や書家としても活動する片岡鶴太郎さん(67)と、兵庫県淡路市仮屋の潮音寺住職で書家の南岳杲雲(こううん)さん(60)の合同展「花つれづれ」が、同県洲本市塩屋1の複合施設「S BRICK(エスブリック)」で開かれている。10年来の交流といい、2人が感性を発揮した合作と個々の作品計約60点を展示している。(中村有沙)

 片岡さんが約10年前、知人宅で見た南岳さんの作品を気に入ったのがきっかけだった。南岳さんは「電話がかかってきて、『文字が好き。気に入った』と言われた」と振り返る。

 メールで互いの作品を送り合い、展覧会の情報を交換する仲に。合同展の計画は、片岡さんが講演会のため淡路島を訪れた6年前から温め、実現した。

 合作は13点を展示。今年9月に手がけた横180センチ、縦90センチの作品は、片岡さんがまず、水墨画でツバキの花を5~6輪描いた。そこへ南岳さんが、片岡さんが作詞した歌謡曲「ぬれ椿(つばき)」の歌詞を書いた。南岳さんは「片岡さんの花はさっと描いたように見えるが、実際には時間をかけて丁寧に仕上げていた」と話す。

 会場には他に、片岡さんが魚や紅葉を描いた作品や、書道をベースにした南岳さんの現代アート作品などを展示。12月4日まで。午前10時~午後6時。入場料500円。

 会期中の3日、洲本市文化体育館でトークショーとライブを催す。片岡さんと南岳さん、「ぬれ椿」を歌う歌手の河口恭吾さん、お笑いコンビ「ますだおかだ」の増田英彦さんの4人が淡路島の思い出などを語る。河口さんが「ぬれ椿」、増田さんが父が南あわじ市出身の縁で作詞作曲した「淡路島」などを歌う。

 午後6時開演。定員500人。入場料2千円。チケットは同体育館と展覧会場で販売。片岡鶴太郎・南岳杲雲展実行委員会TEL0799・70・9010

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