淡路

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「淡路島観光アンバサダー」の新設が決まり、最後の「クイーン淡路」となった第42代の3人(淡路島観光協会提供)
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「淡路島観光アンバサダー」の新設が決まり、最後の「クイーン淡路」となった第42代の3人(淡路島観光協会提供)
淡路島の新鮮なはもを京都へ売り込む「はも道中」=洲本八幡神社
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淡路島の新鮮なはもを京都へ売り込む「はも道中」=洲本八幡神社
樽を放流するクイーン淡路と鳴門うずしお大使=鳴門海峡
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樽を放流するクイーン淡路と鳴門うずしお大使=鳴門海峡
ふぐ供養と献湯神事を行うため、フグと温泉の湯を手に神社に向かうクイーン淡路たち=洲本八幡神社
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ふぐ供養と献湯神事を行うため、フグと温泉の湯を手に神社に向かうクイーン淡路たち=洲本八幡神社
南あわじ市灘黒岩の灘黒岩水仙郷で咲き誇るニホンスイセンのPRで訪れたご当地キャラクター「すいせんなんちゃん」と第38代クイーン淡路の2人=神戸市中央区東川崎町1、神戸新聞本社
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南あわじ市灘黒岩の灘黒岩水仙郷で咲き誇るニホンスイセンのPRで訪れたご当地キャラクター「すいせんなんちゃん」と第38代クイーン淡路の2人=神戸市中央区東川崎町1、神戸新聞本社

 兵庫県淡路島で40年以上続いた女性観光大使「クイーン淡路」が来年度から、性別や国籍を問わない「淡路島観光アンバサダー」に生まれ変わる。任命する淡路島観光協会が、持続可能な開発目標(SDGs)が掲げる「ジェンダー平等」に配慮した。12日から新大使を募集する。(内田世紀)

 クイーン淡路は1981年、洲本商工会議所が観光キャンペーンガールを選ぶミスコンテストとして始め、同協会が引き継いだ。2013年度から既婚者も対象に。2人制だったが、18年度以降は3人に増やした。近年は毎年10~20人の応募があるという。22年度までに42代を重ね、計約90人が務めた。

 同協会はSDGsを意識し、食材の地産地消に力を入れ、マイカーなしでも島の観光を楽しめるよう交通手段の充実を目指している。変わろうとする姿勢を示そうと、クイーン淡路を見直すことにした。

 新大使の募集要項には、性別と国籍は不問と明記する。20歳以上としていた年齢制限は、成人年齢引き下げに伴い18歳以上(高校生は除く)とする。制服はスカートに限定せず、パンツスタイルも選べるようにする。

 人数は3人程度とし、1、2人増にも柔軟に対応する。容姿だけでなく写真撮影の技術や語学力、交流サイト(SNS)の発信力などの特技を評価の対象にする。同協会の福浦泰穗事務局長は、「若い女性というミスコンの価値観を脱し、時代の変化に対応する象徴的な存在にしたい。個性あふれる方々の応募に期待している」と話す。

 募集は来年1月13日まで。同23日に書類審査、2月4日に面接審査を行う。応募資格は淡路島出身、在住、在勤など「島に縁のある人」。任期は4月1日から1年。応募方法は同協会ホームページに掲載。同協会TEL0799・22・0742

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