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母親の袋から顔をのぞかせる赤ちゃんコアラ(淡路ファームパーク・イングランドの丘提供)
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母親の袋から顔をのぞかせる赤ちゃんコアラ(淡路ファームパーク・イングランドの丘提供)
母親のウミ
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母親のウミ
父親のピーター
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父親のピーター

 兵庫県南あわじ市は、同市八木養宜上の観光施設「淡路ファームパーク・イングランドの丘」でコアラの赤ちゃんが誕生したと発表した。今月13日に母コアラのおなかの袋から顔を出し始めた。同施設でのコアラ誕生は9年ぶり。来月以降、頻繁に顔を出して来園者も見られそうという。

 赤ちゃんの母親はウミ(8歳)。父親はピーター(6歳)。北方系コアラで、いずれも2021年に王子動物園(神戸市灘区)から同施設に移り、繁殖が期待されていた。昨年7月、ウミに発情兆候があったためペアリングし、8月に袋の中に赤ちゃんを確認した。

 同施設によると、コアラは嚢児と呼ばれる未熟な状態で生まれ、母親の袋で約6カ月を過ごす。さらに2~3カ月すると自力でユーカリを食べるようになる。赤ちゃんは順調に育っており、飼育担当の後藤敦さん(40)は「袋からの落下などまだまだ危険性がある時期。しっかりと見守っていきたい」と話す。

 袋から出るまで性別は分からず、判明した後に来園者から名前を募集する。当面はイングランドの丘で過ごすという。

 同施設では昨年11月、ギネス最高齢だった雌コアラ「みどり」が25歳9カ月で天寿を全うしたばかりで、新たな明るいニュースとなった。飼育するコアラは、同施設で生まれた南方系の「だいち」(9歳)などと合わせて6匹となった。

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