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ポスター撮影に臨む波岡一喜さん(中央)ら出演者=洲本オリオン
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ポスター撮影に臨む波岡一喜さん(中央)ら出演者=洲本オリオン
館内ロビーで撮影する出演者とエキストラ=洲本オリオン
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館内ロビーで撮影する出演者とエキストラ=洲本オリオン

 淡路島唯一の映画館「洲本オリオン」(兵庫県洲本市本町4)を舞台にしたサンテレビ制作の連続ドラマ「稲妻ムービーマーケット」が3日、放送を開始する。作品全体の8割ほどをオリオンなど島内各地で撮影した。メガホンを取った島田角栄監督は「良い映画やドラマは良いロケーションから生まれる。暗いニュースが多い世の中で頑張っている人たちの応援歌となるようなドラマにしたい」と話す。(内田世紀)

 サンテレビが島田監督を起用するオリジナルドラマ第3弾。プライベートで淡路島を訪れた島田さんが、洲本オリオン・野口仁代表の母純子さんが運営する食堂に偶然入ったことから創作のアイデアが広がった。

 愛する妻を殺され無実の罪で投獄された中年男が、出所後に小さな映画館で仕事に就く。生きる希望が見えない中、館内で出会う個性的な面々と交流を深め、人間らしさを取り戻していく様子をコミカルに描く。

 主人公はNHK大河ドラマ「どうする家康」の本多忠真役で存在感を見せる波岡一喜さんが演じる。お笑い芸人のマツモトクラブさんやミュージシャンの古市コータローさんら、さまざまなジャンルのゲストが登場。淡路市在住の俳優、大須賀王子さんも出演する。

 撮影は昨年11月から始め今年1月まで続いた。オリオンのほか、新開地エリアや由良地区などでロケを行った。地元の住民や子どもたちもエキストラとして参加する。

 毎週月曜午後11時30分からの30分間番組で全13話。放送後、テレビの見逃し番組配信サイト「TVer(ティーバー)」で無料公開される。

 3月27日には第1話の試写会がオリオンで開かれた。野口代表は「多くの撮影に関わってきたが、こんなによく動く映画監督は見たことがない」と称賛。島田監督は「島はどこで撮っても景色が良く、アングルに困ることがなかった。野口さんら島の皆さんに協力してもらい本当にありがたかった」と感謝していた。

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