民家の庭などから女性の下着を盗んだとして兵庫県警川西署は６日までに、住居侵入と窃盗などの疑いで川西市の無職の男（４５）を逮捕、送検した。起訴済みの１８件を含む６５件計約２４０点の被害を裏付けたとしている。容疑を認めており、調べに「自分の性癖のために盗んだ」と話しているという。
同署によると、男は２０１９年ごろから２３年１２月ごろまで、川西、三田、三木市や大阪府豊能町、同府箕面市で、日中に女性宅の庭から侵入し、干してあったブラジャーやパンツを盗むなどした疑いがある。
同署によると、被害女性は約４０人でいずれも面識はなかったとみられる。男は「外から下着が見える家を狙った」と話しており、下着はビニール袋などに入れて軽乗用車のトランクに保管していた。車からは大量の下着が見つかり、調べに「全て盗んだ」と話しているという。
男は２４年１月、川西市の女性宅に侵入した住居侵入、窃盗未遂容疑で同署に逮捕されていた。
