暴力団員であることを隠してゴルフ場を不正に利用したとして、兵庫県警暴力団対策課と尼崎南署などは28日までに、詐欺の疑いで、特定抗争指定暴力団山口組系組幹部の男(63)=堺市堺区=と男(48)=大阪市旭区=を再逮捕、新たに男(50)=同市生野区=を逮捕した。
逮捕容疑は2023年11月22日、暴力団員の利用を規約で拒否している大阪府富田林市内のゴルフ場で、暴力団員であることを隠して受付の名簿に署名し、利用する権利をだまし取った疑い。同署は3人の認否を明らかにしていない。
同署によると、63歳男と48歳男は昨年9~10月に同じゴルフ場を不正に利用したとして、今年5月に詐欺容疑で逮捕されていた。その後の捜査で今回の容疑が浮上したという。