神戸市内の二つのアウトレット施設は、9月になっても厳しい残暑が続くことを逆手に取り、涼を楽しむイベントを週末にそれぞれ開く。13日からの3連休や翌週の土日などに、水上レジャー体験や人工雪遊びなどを企画する。
同市垂水区の「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」は昨年11月の建て替え再オープン後、人工ラグーン(外海から隔てられた水域)での水上アクティビティーを充実させており、13~15日に「マリンカーニバル」(日本マリン事業協会主催)を開催。ラグーンでのミニボート操船体験や、ボートや水上オートバイの展示、海にちなんだ工作体験、ジャズやダンスのステージイベントなどが繰り広げられる。
13日には、カヌー選手で2016年リオデジャネイロ五輪銅メダリストの羽根田卓也さんのトークショーがある。羽根田さんは自身が大会で使用したカヌーをマリンピアに贈る。贈呈式とトークショーは正午~午後1時、大屋根広場で。
一方、同市北区の「神戸三田プレミアム・アウトレット」は、子ども向けイベント「わくわくきっず王国」を開催する。13~15日は全長10メートル超のティラノサウルスのバルーン、動くロボットなど計8体の恐竜が登場。20、21日は「雪の広場」が設けられ、降り注ぐ人工雪で雪遊びを楽しめる。(広岡磨璃)