東遊園地の開設150年を祝う記念セレモニー。神戸市消防音楽隊によるコンサートもあった=5日午前、神戸市中央区
東遊園地の開設150年を祝う記念セレモニー。神戸市消防音楽隊によるコンサートもあった=5日午前、神戸市中央区

 神戸・三宮の東遊園地が今年、開設から150年の節目を迎えた。まだ日本に「公園」の概念も浸透していなかった時代に、旧居留地で暮らす外国人らがスポーツに興じた日本初の西洋式運動公園がはじまりだ。阪神・淡路大震災を経験した神戸市民にとって鎮魂の象徴となり、大規模なリニューアルを経たいまは、緑あふれる憩いの空間としても親しまれている。

 「明治時代、公園というものを全国に広げる先導役を果たしたのが、神戸などにできた『居留地公園』だった」。5日、神戸市が東遊園地の芝生広場で開催した記念セレモニー。講演に立った東京農大の蓑茂寿太郎名誉教授(造園学)は、神戸を代表する公園の歴史的意義をこう評した。