教育

長期休校「来年3月まで見通した対策を」 学力向上アドバイザー陰山英男さん

2020/04/27 18:00

 長期休校が及ぼす課題について、反復学習で基礎学力を向上させる「陰山メソッド」を確立させた学力向上アドバイザーの陰山英男さんに聞いた。

 今は国全体が危機にある。休校が長引くのは当然だが、子どもの学習環境は大丈夫とは言いがたい。

 3月の休校は学習への影響は限定的だったが、新学期早々の4、5月の休校は後々まで影響が残る。学校や地域間で差が生まれることも懸念される。教科書によって扱う単元も異なる。来年3月の年度末までを見通した対策が必要だ。

 保護者が勉強を見ていて間違いを細かく指摘し、子どもが怒ってしまう-という相談が多い。大人も子どもも神経質になっている。できた部分をほめ、違う場面で間違いへの対策を教えるよう助言している。

 非日常の中で、子どもに「普段通り」「きちんと」と求めて学習させるのは無理がある。勉強はしておかないと困るということや、大人も現状打破のために模索していることも伝えてほしい。(聞き手・太中麻美)

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