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マスク着用など対策を取って行われた初の大学入学共通テスト=神戸市東灘区、甲南大
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マスク着用など対策を取って行われた初の大学入学共通テスト=神戸市東灘区、甲南大

 兵庫県など11都府県に新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令される中、2月から私立大の入試や国公立大の2次試験が本格化する。文部科学省は「予定通りの実施」を求めており、県内の各大学は対策を徹底して備えるが、感染拡大は先が見えない。学校や学習塾など関係者は、不安を抱えて本番を迎える受験生を支えるため、対応に追われている。(斉藤絵美、太中麻美)

 宣言は1月初旬に東京都と埼玉、千葉、神奈川県に、同13日に兵庫県と大阪、京都府などにも発令された。同16、17日には、センター試験に代わる初の大学入学共通テストが実施され、2月から全国の私立大で一般入試が順次スタート。同25日から国公立大の2次試験(前期日程)が始まる。

 文科省は入試について「会話もほとんどなく、感染リスクは低い」と判断。感染予防策を徹底して施した上で実施するよう各大学に促した。多くの大学は学生食堂を閉鎖したり、換気で窓を開けたりして、例年にない対策を取りながら試験を行う。

 2月1日に一般入試が始まる甲南大(神戸市東灘区)は、受験生の検温の実施を予定する。同日スタートの関西学院大(西宮市)は一般入試の会場に看護師を配置。同大の担当者は「対策は万全。体調さえ気を付けて臨んでもらえれば」と話す。

 こうした状況を踏まえ、文科省や兵庫県教育委員会は、換気で室内が冷えることを想定しての上着持参▽検温で時間を要する可能性があるため、早めに試験場に入る-などを助言する。

 東京の国公立大を志望する女子生徒(18)=宍粟市=は「受験は諦めたくない」と目標を維持。母親(46)は「感染リスクを考えると、移動が少ない関西の大学にしてほしいが、娘の思いは大事。応援したい」と複雑な心境を語る。

 大手予備校「河合塾大阪北キャンパス東大・京大・医進館」の佐伯淳史校舎長は「コロナ禍で東京の受験校を減らしたり、関西で受けられる大学を選んだりする傾向がある」と説明。その上で「志望校選択は将来を左右するため、必要以上に不安がらずに決めてほしい」と呼び掛ける。

 県内有数の進学校、県立長田高(神戸市長田区)では、受験先の変更など宣言発令の影響はあまりないという。進路指導部長の福田博之教諭(42)は「生徒にはこうした状況でも、できることを着実にするよう伝えたい」とエールを送る。

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