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 記者団の質問に答える日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事=19日午後、大阪府庁
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 記者団の質問に答える日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事=19日午後、大阪府庁

 記者団の質問に答える日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事=19日午後、大阪府庁

 記者団の質問に答える日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事=19日午後、大阪府庁

 日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は19日、7月21日投開票の兵庫県知事選への独自候補擁立を断念したことを明らかにした。府庁で記者団に「(4選を目指す現職が、日本維新の政策を)はっきり否定しているから戦いたいが、無理だ」と述べた。

 日本維新の支持率低迷や、共同代表の橋下徹大阪市長の従軍慰安婦発言などを受け、候補探しが難航。党勢拡大と「関西州」実現に向け、関西の首長選へ積極関与する方針が挫折した格好だ。

 松井氏は道州制導入やカジノ誘致を念頭に「維新の大きな政策を『全面的に駄目だ』と言っている井戸敏三知事に挑みたいが、人がいないと戦えないというジレンマを抱いている」とした上で、「戦いたいという思いはあるが、思いと実際とは違う」と語った。

 松井氏は2月、兵庫県知事選に独自候補を擁立する考えを表明。所属国会議員などで構成する党県総支部が候補を模索したが「大阪に具体的な候補名は挙がらなかった」(在阪幹部)ため、擁立は困難との見方が党内に広がっていた。党幹部は「今まで複数に当たっていたが、良い返事がなかった」と話した。

 日本維新は4月、兵庫県伊丹、宝塚両市長選で擁立した公認候補が大敗。橋下氏は直後に「選挙に負けたから『次はやめる』と言ったら政治にならない」と述べ、知事選への候補擁立を維持する考えを示していた。

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