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明石市長選の開票作業。選管職員の勤務は深夜に及んだ=3月17日、明石市大久保町松陰
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明石市長選の開票作業。選管職員の勤務は深夜に及んだ=3月17日、明石市大久保町松陰

 参院選が近づく中で改めて浮き彫りとなった、選挙準備に伴う自治体職員の長時間労働。民間企業は4月から施行された「働き方改革関連法」で、1カ月の残業時間の上限が「原則45時間」、例外的な場合も100時間などと定められた。多くの自治体も、この内容に沿って職員の勤務時間規則を改めたが、同時に、上限を取り払う「特例業務」の規定を盛り込むケースが多く、残業規制の抜け穴となる懸念がある。

 兵庫県明石市と同県姫路市は今春、国が示すモデルに従って残業時間の規定を設けた。原則として月に最大45時間まで、一部の部署や職員は例外的に100時間までとし、4月から運用を始めた。

 だが、両市では統一地方選があった4月、選挙管理委員会事務局の平均残業時間が100時間を大きく上回る結果に。このため「特例業務」を適用する方針という。特例業務は「大規模災害への対処その他の重要な業務」などと定められ、明石市の担当者は「業務の重要性や緊急性から判断した」とする。

 特例業務の範囲について、総務省公務員課は「明確な基準はなく、各自治体の判断による」と説明。兵庫県内のある自治体の労務担当者は「地域と住民のために働く公務員に特例業務は必要。ただ線引きが曖昧で、『残業が100時間を超えたら特例業務に』とならないか心配」と漏らす。

 一方、県内では尼崎、芦屋市などが今春の勤務時間規則改正を見送り、例外規定に当たる業務の検討を続けている。(小川 晶)

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