兵庫のニュース
立民元職で、兵庫ゆかりの水岡俊一氏(63)が3年ぶりに政界へ返り咲いた。今回は連合傘下にある日教組の組織内候補として比例代表での挑戦。吉報が届くと、東京都千代田区の日本教育会館で喜びに沸く支援者らを前に「これからが勝負との思いで頑張る」と表情を引き締めた。
2004、10年に旧民主党から兵庫選挙区に立ち、2期連続で当選。11~12年には野田佳彦政権で首相補佐官に就いた。一時は兵庫県連代表も務めたが、旧民進党から立候補した16年の前回選で議席を逃した。
比例候補に決まった昨春以降、全都道府県を2巡し、教育現場の生の声を聞くことに力点を置いた。選挙期間中は前回42万票を得た兵庫に5日間入り、教育分野だけでなく雇用の安定も訴えた。「3年間のブランクを今後の6年間に生かす」と意気込みを語った。(永見将人)









