桜などの樹木に被害を及ぼしているクビアカツヤカミキリ(宗實久義さん提供)
桜などの樹木に被害を及ぼしているクビアカツヤカミキリ(宗實久義さん提供)

 桜の木などを食い荒らして枯らす特定外来生物クビアカツヤカミキリの被害が、兵庫県内で広がっている。成虫が初めて確認されてから今年8月末までの4年間で、被害木は千本に迫る。街路樹が倒木する危険性に加え、桜の名所などへの悪影響も懸念される。専門家が早期発見による被害の拡大防止を呼びかける中、県も10月から、通報者に商品券を贈る取り組みを始める。(門田晋一)

■県が対策、フラスの通報促進に取り組む

 国立環境研究所などによると、クビアカツヤカミキリは中国や朝鮮半島などに生息。体長は約2~4センチで、首(胸部)が赤い。輸入木材などと一緒に日本に侵入したとみられ、2012年に愛知県で確認された。