宍粟市消防団初の女性団員となった4人に対する辞令交付式=宍粟市中広瀬、宍粟市役所(撮影・成 将希)
宍粟市消防団初の女性団員となった4人に対する辞令交付式=宍粟市中広瀬、宍粟市役所(撮影・成 将希)

 地域防災の担い手である消防団員の減少に歯止めがかからない。総務省消防庁の調査では、今年4月1日時点の全国の団員数は71万8697人(前年比1・8%減)で過去最少を更新した。兵庫県内も3万6923人(1%減)と減少が続く。姫路市や西播地域の各自治体では団員の確保や負担の軽減に腐心しており、消火の技術を競う「消防操法大会」の廃止に踏み切った消防団もある。(船田翔太)

 9月14日夜、兵庫県の播磨南西部や北播地域の一部で激しい雨が降った。姫路市などには「レベル4」の大雨危険警報や土砂災害危険警報が出た。

 赤穂市も大雨に見舞われた。同市消防団は午後7時、有年地区の分団長の判断で現地の巡回を開始。約1時間後、周辺の側溝から水があふれ、1軒の民家が床下浸水しているのを発見した。団員3人が側溝にたまった土砂をシャベルで取り除き、約1時間後に排水作業を完了した。